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ここでは、ハンドメイドの可能性や販売の仕方についてお話しします。
ハンドメイドに興味がある方は、ぜひご覧ください!
目次
ハンドメイドの種類
ハンドメイドとは「人の手で作られたもの」を指し、簡単に言えば「手作り」の商品というよりも、むしろ作品と呼ぶべきものです。
ハンドメイドの魅力は、唯一無二の存在であり、手作業で作られた作品が多いことです。
それぞれの作家の個性が反映されており、既製品にはない温かみを感じることができます。
- UVレジン
- 洋裁
- 和裁
- 造花
- 刺繍
- ビーズ刺繍
- 編み物
- ガラス細工
- キャンドル
- 羊毛フェルト
- レザークラフト
- ビーズアクセサリー
- ワイヤーアクセサリー
- バーバリウム 等
ハンドメイドはスキルが必要?
特別なスキルや資格は必要ありません。
まずは、ハンドメイドには多くの種類があるので、自分が作りたいものや興味のある分野を選ぶことから始めましょう。
その後、作家が書いた本や教室で学んだり、独学でスキルを磨くのが一般的です。
また、必ずしもスキルとは言えませんが、手先の器用さが求められるハンドメイドも存在します。
ほとんどは経験と慣れで十分ですが、少し手先が器用な方が望ましいかもしれません。
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私が体験したハンドメイド
私は主にレジンを使ったアクセサリーを制作しています。
まずはデザインを考え、必要な材料を集めてから、ピアスなどのアクセサリーを作り始めます。
作品が完成したら、委託先に納品したり、SNSでシェアしたりして、ネットショップ(メルカリやminneなど)に掲載しています。
レジンアクセサリーの難易度
私が扱っているレジンは初心者に優しく、誰でも簡単に材料(主にUVレジン液、シリコンモールド、UVライト)を揃えてすぐに始めることができます。
ただし、ハンドメイドには刺繍などの細かい作業もあり、技術を向上させる必要がある難易度の高いものも存在します。
レジンハンドメイドに必要な材料
- UVレジン液
「紫外線硬化樹脂」のこと。 すなわち、「UVレジン液」とは紫外線に反応し、硬化する液体。
- シリコンモールド
シリコンでできたモールド(型枠)のことで、シリコンとはシリコン樹脂のゴム状のものであり、「シリコンゴム」や「ケイ素ゴム」とも呼ばれる。
耐熱・耐水・耐薬品性に優れていることから、UVレジンでよく使われている。
- UVライト
紫外線(UV)を含んだ光を出して、紫外線に反応して硬化するUVレジン液を硬化させるものであり、ジェルネイルなどにも使われている。
- 手袋、マスク
UVレジン液を扱う上では手袋(ゴム手袋やビニール手袋)とマスクを着用して作業をするのが好ましく、着用せず作業をすると、人によってアレルギー反応を起こしてしまう場合がある。
もともとアレルギーがなくても触っていくうちに突然アレルギーが発症する場合があるため必ず準備した方が良い。
- レジン用着色剤
レジン液を着色する際に、簡単・手軽に扱えるのが液体の着色剤である。レジン専用の着色剤なので、レジン液にも混ぜやすく量が少なくてもしっかり発色する。
- モチーフ
UVレジン液の中にパールやラメ、押し花(ドライフラワー)等のモチーフを入れることで自分色のオリジナル作品ができる。
※ 生花などの水分を含むものは、レジンの中で腐敗が進み汚い色に変色してしまうためNG。
- パーツ、金具
ピアスやアクセサリーを作る際に必要になってくるがパーツや金具で、作りたいものに合わせて手芸ショップや100均一、ネット通販で揃えることができる。
- やすり
しっかり硬化したレジンを型(シリコンモールド等)から外すと、「バリ」と呼ばれるはみ出た余計な部分がどうしてもついてしまう為、そのバリを取るために、やすりが必要。
- ジェル用除光液
型(シリコンモールド等)から出した時に少し未硬化のレジン液が付着する場合があり、それを取るために、ジェルネイル用の除光液が必要。
最近では100円均一でも販売されている。
レジンの主な工程
※作りたい物によって工程が違う場合もあります。
※窓の近くは換気ができて好ましいが、UVレジンの場合昼間の明るい時間だと太陽の光に反応して硬化することがある。
※この時に気泡ができることがあり、爪楊枝で一つ一つ丁寧にとっていくか、エンボスヒーター等で温めて一気に気泡をなくす方法がある。
※この時に裏から当てたりなどして、時間をかけてしっかり硬化すると良い。
一つの作品を作るのに必要な期間
季節やニーズに応じたデザインを考え、必要な材料を集めて作業を始めますが、1つの作品を作るのにかかる時間は大体1〜2時間です。
ただし、ハンドメイドの作品によっては、1ヶ月以上かかるものもあります。
材料はどこで揃える?
今では、100円ショップの手芸コーナーで多様な材料が手に入るため、気軽に試してみることができます。
ただし、質の高いものや100円ショップでは手に入らない材料や道具も存在しますので、実際に見て選びたい場合は、ホームセンターやハンドメイドショップを訪れる必要があります。
それでも、どうしても見つからない場合や一度に揃えたい時は、ネット通販を利用して購入することが多いです。
ハンドメイドのメリット・デメリット
メリット
自分の好きなものを作り、それが誰かの手に渡る瞬間は本当に嬉しいです。
さらに、趣味を仕事にすることで飽きることがなく、自分のライフスタイルに合わせて作業ができるため、小さなお子さんがいても自宅で仕事ができ、家事と仕事を両立しやすいです。
デメリット
委託先に商品を納品して購入してもらったり、ネットショップ(メルカリやminneなど)で掲載してもらったりしますが、最初は認知度が低いため、売上が安定することは難しいです。
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ハンドメイド作品の販売方法
委託販売
委託販売は、雑貨店やハンドメイドショップ、個人経営のカフェなどで行うことができることが多いです。
納品する前に、いくつかの店舗にお願いしたり、SNSで募集しているところに応募することで、委託販売が実現します。
また、委託先によって異なりますが、売上の数パーセントや月額料金を委託料として支払う必要があります。
ネット販売
SNSを活用して認知度を高め、メルカリやminneで商品を販売したり、自分のオンラインショップを開設して販売を行います。
メルカリやminneでは、売上から手数料が引かれた金額が指定の口座に振り込まれます。
ハンドメイドの気になる報酬面
収入が安定しないことが多く、売り上げがないと委託料金や材料費がかかり、赤字になる月もあります。
また、作家や作品の質によっては、月に10万円以上の報酬を得ている方もいます。
平均的には、数千円から五万円のマイナスになることが多いでしょう。
ハンドメイドをする上で気をつけること
ハンドメイドは使い方次第で怪我を引き起こすことがあるため、道具や材料の正しい使い方や手順をしっかり守ることが非常に重要です。
例えば、UVレジンを扱う際には、レジン液が肌に触れるとアレルギー反応を引き起こすことがあるため、手袋やマスクを着用し、十分に換気された場所で作業する必要があります。
また、小さなビーズや口に入れてはいけない材料が多いハンドメイドでは、子供の手が届かない場所に保管し、作業を行うことが求められます。
材料費1,000円以下!?すぐに始められるハンドメイド3選
①くるみボタンのヘアゴム
材料:くるみボタンキット、お好きな生地、ヘアゴム、ボンド
※100円均一等で各110〜300円で購入可能
②ビーズブレスレット
材料:お好きなビーズ、テグス糸
※100円均一等で各約110円で購入可能
作り方:お好きなビーズをテグス糸に通してビーズが通っている部分が自分の手首1周になったら、両端をもちしっかり固結びをし完成。
③コットンボールライト
材料:カラー麻紐、木工用ボンド、水、水風船、装飾用LEDライト
※100円均一等で各110〜300円で購入可能
自分の得意をお金に変えましょう
私がハンドメイドを始めたのは、持病の影響で以前のように働けなくなり、自宅で過ごす時間が増えたからです。
退屈な日々が続く中で、何か自宅でできることはないかと考え、内職を調べてみましたが、自分のやりたいこととは全く違っていて、悩んでいました。
そんな時、YouTubeでハンドメイドの作業動画を見つけて、心が惹かれました。
幼い頃から手作りが好きで、ペーパークラフトを友達にプレゼントしていた私にとって、「これだ!」と思い、ハンドメイドを始めることにしました。
初めての本格的なハンドメイドに挑戦したときは、何もわからず戸惑っていました。
ハンドメイドの教材本やYouTubeの動画を参考にしながら、試行錯誤で作品を作り始めました。
そのうち、自分のスタイルや届けたい相手を意識しながら制作できるようになり、委託販売やネット販売を通じて、私の作品を手に取ってもらえる機会が増えてきました。
最近では、レジンアクセサリーだけでなく、レザークラフトにも興味を持ち始めており、今後はさらにハンドメイドの幅を広げて、多くの人に私の作品を届けられたらいいなと思っています。