【在宅ワーク】オンライン家庭教師は稼げる?会社勤務とフリーランスの収入を比較してみた

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コロナの影響もあり、家庭教師もオンラインでやる時代になりましたね。
在宅ワークとしてオンライン家庭教師の仕事をする人も増えているようです。

 

最近では、「リモートワーク」や「在宅ワーク」という言葉をよく耳にするようになりましたね。

しかし、ニュースで取り上げられるのは、主に“以前は会社に通っていた人”が自宅で仕事をするようになったケースが多いのではないでしょうか。

オンライン家庭教師という職業とは?

では、完全に在宅でできる仕事は存在しないのか?というと、答えは「NO」です。

私が現在、約5年間続けている仕事は完全な在宅勤務で、本社に行くのは①登録会・②初心者研修・③年に1回の更新のみという非常に便利な勤務形態です。

その仕事は「オンライン家庭教師」です。

少し聞き慣れない言葉かもしれませんね。

塾というと、子供が通う場所を思い浮かべるかもしれませんが、実際にはインターネットを通じて学びを教える先生という職業です。

 

ネット社会ならではのサービスですね。

 

教育関連のサービス業はもともと給料が高いとされていますが、オンライン家庭教師の報酬も決して低くはありません。

その理由は、コロナ禍で「非接触」のサービスが求められるようになったからだけではありません。

 

「両親が共働きで塾に送迎できない」、「対面でのコミュニケーションが苦手(自閉症などの理由も含む)」といった事情から、通塾が難しい子供たちが多くいるため、オンライン教育サービスには常に安定した需要があり、その結果、高い時給が設定されているのです。

 

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オンライン家庭教師はどのぐらい稼げるのか?

 

もちろん、“高時給”とひとくちに言っても、勤務する会社によってそのお給料は変わりますが、私が働いていた経験では、

勤務の種類勤務地日数(1日の勤務時間)時給月給(1ヶ月を4週間として)
某塾経営会社自宅週5日(8時間)1,000〜3,500円16万〜56万
自営業自宅週6日(5時間)900〜2,500円約11万〜30万

といった具合でした。

後で、自営業(フリーランス)と会社勤務の違いについて詳しくお話ししますが、まず自営業で講師をすることはあまりお勧めできません。

在宅で講師をする際に、「会社を通さずに直接顧客とやり取りすれば、もっとお金が得られるのでは?」という少し短絡的な考えを持っていたため、最初はフリーランスとして働くことに決めました。

 

会社勤務をしながらするか、フリーランスでやるか、そう簡単に決めることもできないですね。

 

しかしこれが大きな勘違いだったのです。もちろん、会社を介さない分、顧客からもらえるお給料は100パーセント手元に入ってきますが、それに加えて

  • テキストなどは自分で作るか、仕入れなくてはならない
  • 仕事がある時とない時の差がある
  • 確定申告など、とにかく手続きが多い

という弊害があるということに、当時の自分は気づいていませんでした。

これらのデメリットを考えると、

  • 安定してお仕事が入ってくる
  • 自分でテキストや書類などを作成しなくて良い
  • マニュアルがあるため、様々なケースに対応しやすい
  • 収入の管理を自分で行わなくて良い

などのメリットがある”会社勤務”(アルバイト含む)のほうが効率よく稼げることが分かります。

新たに塾講師を目指す方には、まずは会社で働くこと(アルバイトも含む)をお勧めします。

すでに広い人脈を持ち、顧客を安定的に確保できる方には当てはまりませんが、これからスタートする方には良いステップになるでしょう。

 

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オンライン家庭教師はいつから安定して稼げる?収入アップの方法

 

前の項目の表を見ていただくと、各収入に差があることがわかると思います。

この差が生じる理由は、初任給から実際に稼げるようになるまでにいくつかのステップがあるからです。

フリーランスの場合は、自分で料金を決めることができるため、需要に応じて時給を調整することができます。

 

会社勤務では、時給が会社によって決められるため、会社の条件を満たせば昇給するチャンスもあります。

しかし、主婦の方やコロナウイルスが収束するまでの短期間だけ働きたいと考えている方は、必ずしも会社に所属することを望まないかもしれません。

そんな方々に、会社員として働くことに対するハードルを感じている方に向けて、いくつかの例をお伝えしたいと思います。

例えば、

step.1
会社にアルバイトとして入社後、研修1ヶ月間→時給¥1,000
step.2
研修後半年間→時給¥1,200(仕事内容の難しさによって増減の変動はあり)
step.3
その後、勤続半年間につき時給¥100ずつアップ

といった勤務条件の会社もあります。

アルバイトでもこれだけ安定した収入をもらえるため、高時給で短時間だけ働き、残りの時間は自分や子供の養育の時間に充てることができます。

 

がっつり稼ぎたい!という願望がなければアルバイトだけでも問題なしです。

 

また、こうした条件のある会社に入社すれば、フリーランスとして無理に集客をする必要がなくなり、自分が大切にしたい時間を大切にしながら働くことができます。

私自身はフリーランスと会社員の両方の経験があるので、参考までに自分の給料の変動についてお話しさせていただきます。

フリーランスの場合

step.1
初任給(時給)
900円
step.2
半年後
1,000〜1,500円 
step.3
二年後
1,500〜2,500円

(※仕事内容の難しさと、その時期のサービスの需要によって設定を変えているため、時給には多少の幅があります。)

会社勤務の場合

初任給(時給)
1,000円
半年後
1,500~2,000円
二年後
2,000~3,000円

※仕事内容の難しさによって時給には多少の幅があります。
※会社員として勤務の場合、多くは月給での支給なので、月給から計算した時給を載せています。

 

上記を見てみると、給料に関しては一見あまり変わらないように思えますが、もちろん仕事がなければ時給は発生しません。

フリーランスの場合、自分の集客力や市場の需要に大きく左右されるため、仕事の量が少ないと収入も減少してしまいます。

 

会社で働く場合、需要に関係なく、アルバイトでも一定の仕事が得られるため、ある程度の収入が確保されていると言えます。

また、フリーランスにはない「社会保障」や「福利厚生」、さらには「ボーナス」といった点も魅力的です。

このように、時給だけでなく多くの特典があり、フリーランスよりも安定して働きやすいことがわかります。

 

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オンライン家庭教師のメリット・デメリット

 

オンライン家庭教師として実際に働いてみて、以下のようなメリットとデメリットを感じました。

※福利厚生や従業員への対応に関しては、会社によって異なりますので、項目には反映していません。

メリット

  • インターネット環境とデバイスがあれば仕事ができる
  • 資格が要らないため、いつでもどこでも働き始められる
  • 空いている時間は他のことに使うことができる
  • 自分の経験が相手の役に立つことを実感できてモチベーションアップに繋がる
  • 教育サービスなので、他の職業種に比べて比較的高時給

デメリット

  • テレビ画面を用いて授業をすることもあるため、配信するための環境を整えなければならない
  • フリーランスの場合、テキストや、ホワイトボード、デュアル画面のためのスペアのデバイスなど、個人で用意しなくてはいけないものが多い
  • フリーランスの場合、お仕事の量や給料が安定しづらく、書類の作成も面倒

私の経験では、フリーランスとして働いていた時にのみ多くのデメリットを感じました。

人それぞれ感じ方は異なりますが、まずは会社に所属して働き、その後自信を持ってフリーランスに移行すると、比較的スムーズに進めると思います。

 

メリット・デメリットをよく理解し、自分の条件に当てはめていきましょう。

 

オンライン家庭教師についてまとめ

在宅ワークでの家庭教師の魅力について伝わったでしょうか。

会社勤務、フリーランスのどちらでももちろん大変な部分はありますが、私は、

  • 自分の好きな場所で好きなことを教えられる
  • 不用意に人と会えない状況でも、人との繋がりを感じて仕事ができる

といった面でオンライン家庭教師の魅力を感じています。

フリーランスとしては、いつでも仕事を始めることができますが、会社で働きたい場合は、会社のウェブサイトにオンライン家庭教師の求人が掲載されていないことがあります。

面接の際に初めて希望を聞かれることもあるので、しっかりと注意して仕事を探してみてください。

 

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