LINEスタンプで副業を始める|スタンプ作成手順・実際に販売して売れた金額を紹介

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LINEスタンプはよく利用しますが、そのスタンプを個人で販売することができるんですね。
イラストを描くのが得意な方はおすすめの副業です。

 

LINEは連絡手段として非常に人気がありますが、その中でも特に重要なアイテムが『LINEスタンプ』です。

スタンプを使うことで簡単に気持ちを伝えることができ、さまざまなシチュエーションに合ったスタンプが豊富に揃っています。

挨拶や感情表現、ユニークなものまで、いつ使うの?と思うスタンプも友達とやり取りするととても楽しいですね。

ここでは、LINEスタンプの販売方法や実際の売上について紹介していますので、ぜひ最後までお楽しみください。

LINEスタンプで副業を始めよう

LINEスタンプの販売は、特別な経験や資格がなくても誰でも手軽に始められます。

絵が上手であることが必ずしも売れる条件ではなく、インパクトやデザインセンス、言葉の選び方が重要な要素となることがあります。

 

意外にも、シンプルなデザインのスタンプが人気を集めることも多く、絵や文字の印象、さらには購入者の好みによって売れるかどうかが決まります。

人の目を引くスタンプを作ることがとても大切ですね。

 

販売したい対象を決めるとデザインが決まりやすいかもしれません。

一例として、

  • 小学生の女の子向けだと可愛いキャラクターのもの
  • 高校生向けだと面白い一言ネタに使えそうなもの
  • 会社員向けには挨拶文などを取り入れたものなど

など、使う側の需要に見合ったものにすると売れやすくなります。

ただ単に作るのではなく、買う側の気持ちになり考えてみるとデザインもしやすいです。

 

自分がよくスタンプを使うシチュエーションを考えながら作るとアイディアが浮かびやすいです。


デザインをまずは決めていく

最初にすることは、「どんなデザインで作成していくか」です。

まずはノートに下書きをし、どういった絵でどういった文字を入れるかを書いていきましょう。

LINEスタンプは、1つだけの販売ではなく、

  • 8個
  • 16個
  • 24個
  • 32個
  • 40個

この中から選択をし、必ずその数分作らないといけません。

なので、必然的にデザイン数もそれだけ必要です。

手始めに8個から始めてみて、それ以上作れそうなら少しずつ増やしていきましょう。

ペイントソフトの利用

画像を作成する際には、ペイントツールを使って進めていきます。

自分にとって使いやすいものを選んで大丈夫です。

どのツールを使えば良いか迷っている方のために、いくつかおすすめを紹介します。

以上の他にも、ペイントソフトは色々ありますので、自分が使いやすいソフトで始めてみましょう。

画像作成時の注意点

画像作成にはいくつか指定があります。

  • 大きさ=W 370 × H 320  px(最大)
  • 72dpi以上
  • 上下左右に10pxの余白が必要

この項目ができていないと、審査に通らないので注意しましょう。

 

LINE公式の『LINEスタンプメーカー』を利用すれば、スマートフォンで手軽にラインスタンプを作成できます。

撮影した人や動物の顔を切り抜いて、そのままスタンプとして使用できるのが特徴です。

自分で絵を描くのは難しいと感じる方には、非常に便利なツールです。

 

参考 LINEスタンプメーカースマホで簡単!LINEスタンプができる

 

アニメーションスタンプ

慣れてきたら、少し難しいアニメーションスタンプにも挑戦してみましょう。

アニメーションは複数の画像を組み合わせて作るため、必要な画像の数は増えますが、シンプルな動きなら気軽に取り組めます。

アニメーション作成が得意な方には特におすすめです。

 

スタンプ以外に必要な画像も準備

販売するスタンプの画像以外にも作らないといけない画像があります。

■メイン画像…
メイン画像は、スタンプが販売されストアに並んだ時の画面に表示される画像です。
サイズ:幅(W)240 × 高さ(H)240px

■トークルームタブ画像
トークルームタブ画像とは、トークルームでスタンプを選ぶ時にアイコンとして表示される画像のことです。
サイズ:幅(W)96 × 高さ(H)74px

スタンプ作成が終わったら

スタンプの作成が終わったら、申請前にシュミレータで確認をしてみましょう。

トークルームでどのように表示されるかを見ることができます。

 

参考 スタンプシュミレータスタンプシュミレータを利用して作成したスタンプがLINEのトークルームでどのように見えるかチェックできます。

スタンプの登録

必要な画像が揃ったらスタンプを登録していきます。

LINEスタンプの登録はLINE Creators Marketで行います。

自分のLINEアカウントでログインできます。

 

値段設定は、あまり高望みせず最初は安く設定することをおすすめします。

登録完了後、審査がありますが、人によって審査期間もバラバラです。

1〜2日で終わる人もいれば1ヶ月かかる人もいます。

気長に待ちましょう。

審査完了まではドキドキですが、販売開始されたときの嬉しさはたまりませんね。

 

LINEスタンプ作成体験談

実際にLINEスタンプを作成して販売した方の体験談をお届けします。

どのくらいの売上があったのかも紹介していますので、これからLINEスタンプを販売したいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

私がLINEスタンプを販売することにしたのは、「自分が作ったスタンプを使ってみたい!」という気持ちからでした。

LINEを始めたばかりで、使ったことがあるのは無料スタンプだけだったので、作成することはもちろん、使うこと自体も初心者の状態でした。

 

まずはスタンプの仕様について学ぶことから始めました。

必要な数や解像度、画像の形式など、LINE Creators Marketの公式ガイドラインを何度も読み返して、ようやく全体像を理解することができました。

 

作成に取り掛かる前に、まずはどのツールを使うかを考えました。

パソコンでの制作を予定していたので、どれが最適かを選ぶ必要がありました。

 

以前は「Photoshop」を購入してお絵描きをしていましたが、かなり古いソフトだったため、Windows10にアップグレードした際に起動しなくなってしまいました。

月額制のサービスを利用する余裕もないので、困っています。

 

とりあえず無料のソフトで検索。

おすすめソフトの記事を読み漁って、以下のツールに絞りました。

 

  • GIMP
  • Inkscape

 

前者「GIMP」はラスター画像編集ソフトとして知られています。

以前、Photoshopが使えなくなった際に代わりに試したことがあったのですが、使い方がよくわからずそのまま放置していました。

しかし、改めて見ると多機能で使えそうだと感じました。

ただ、マニュアルがないと使いこなすのは難しそうだったので、書籍を購入することにしました。

 

 

書籍「できるクリエイター GIMP 2.8 独習ナビ」 株式会社インプレス
(2017年4月11日発行)


↑『できるクリエイター GIMP2.8 独習ナビ』

 

この本は当たりでした。
HELPとネット上のノウハウを検索しながら四苦八苦していた部分をとてもわかりやすく解説してくれていて、やりたいことを逆引きで探せるのも便利でした。

 

 

そして後者、「Inkscape」はベクターグラフィックを作成するためのソフトウェアです。

これは「Photoshop」と対になる「Illustrator」に似た機能を持っています。

 

私はベクターアートの初心者で、描いたこともなく、「ベクターとラスターの違いは何?」というところから始めました。

そのため、どのソフトが使いやすいかを比較することはできませんでした。

そこで、「GIMP」のマニュアル本と一緒にあった「Inkscape」を選びました。

この書籍も一緒に購入しました。

 

書籍「できるクリエイター Inkscape 独習ナビ」 株式会社インプレス
(2018年6月1日発行)

↑『できるクリエイター Inkscape 独習ナビ』

 

 

道具が揃ったので、早速スタンプ作りに取り掛かります。

LINEのスタンプには、画像のフォーマットや透過処理以外にも、守るべきガイドラインがあります。

それをしっかり読んでおく必要がありますが、私個人としては常識的な内容だと感じたため、特に気にすることはありませんでした。

SHOPに並んでいるスタンプをよく見ている方なら、あまり苦労しないと思います。

 

まずは指定されたサイズの画像を「GIMP」で作成しました。

それを「Inkscape」に取り込み、文字や背景のイラストを追加して完成させました。

使いこなせないツールとの格闘が続き、1種類のスタンプを完成させるのに約半月かかりました。

 

そんな苦労の末にやっと完成したスタンプをリリースしました。

運良く一発で承認され、無事に販売にこぎつけました。

 

成果について言えば…
自分や家族以外には全く売上がありませんでした。

星の数ほどのスタンプが販売されていて、新着コーナーでも5分も表示されない現実です。

誰かの目に留まるためには、宣伝活動をしないと厳しいようです。

 

その後、いくつかスタンプを作成しましたが、売り上げはゼロのままでした。

しかし、画像作成に慣れてきたおかげで、スピードも上がり、絵文字作成にも挑戦してみました。

新着の絵文字は少し長く表示されるため、徐々に1つや2つが売れるようになりました。

 

誰かが自分の作品を手に取ってくれたという喜びは大きく、モチベーションも上がりました。

そして、スタンプの方が効果が高いと思いますが、新作が売れると、少しずつ旧作も売れる現象が見られるように!

 

絵文字には個別の利用状況を把握するデータリサーチ機能がないため、新作を購入してくれた方が他の絵文字も気に入ってくれたのか、受け取った方の目に留まったのか、あるいはLINEのおすすめ機能のおかげなのかは分かりませんが、新作を出した時の方が売上が上がる気がします。

ですので、1作目や2作目で売上がなくても、数を作っていれば売れる可能性があると思います。

 

LINEの集計が終わると、前月のデータをCSV形式で受け取ることができ、確認してみたところ、海外でもそれなりに売れていることがわかりました。特に、アジア圏以外のアメリカやヨーロッパでも売上があったのは意外でした。

 

手探りで始めたLINEのスタンプや絵文字の制作も、今では約1年が経ち、スタンプを10個、絵文字を50個ほどリリースしました。

売上は労力に対して決して高くはなく、月に3,000円から5,000円程度です。

 

手にする金額は大きくはありませんが、技術が向上してきたようで、1つの制作にかかる時間が半月から1~3日と大幅に短縮されました。

また、売れたものはシリーズ化するなど、制作者としての楽しみも増えてきました。

 

今後は着せかえにも挑戦していきたいと思っています。

しかし、ただ制作してリリースを繰り返すだけでは、大幅な売上増は期待できないというのが正直なところです。

目標は月額売上1万円!そのため、今後は宣伝活動について学んでいくつもりです。

ラインスタンプ作成に関するまとめ

経験者の方々が言うように、初心者でも簡単にLINEスタンプを作成して販売できます。

特別なスキルは必要なく、自分の好きな絵を描いたり、写真を使ったりして手軽にスタンプを作ることができます。

いくつかスタンプを作ることで、売上も増えやすくなるので、空いている時間を利用してどんどん制作していきましょう。

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