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外を出歩いていると、あらゆる場所で自動販売機を目にする機会も多いかと思います。
自動販売機で売っている飲み物などは数百円程度で手軽に購入できますが、その市場規模は、なんと5兆円以上といわれています。
また、全国の自販機設置台数は400万台以上ともいわれており、現在も多くの需要が見込まれていることから、「自販機ビジネス」に注目が集まっています。
そこで今回は、自販機ビジネスの始め方と事前に知っておくべきリスクについてご紹介します。
- 「自販機ビジネスは初心者でも稼げる?」
- 「どうやって始める?」
- 「想定されるリスクは?」
本記事では、このような疑問を持っている方に向けて執筆しています。
この記事を読むことで、自販機ビジネスの基礎知識を学び、始めるにあたって注意すべき点を事前に把握することができます。
それでは、次の章から順番に解説していきますね!
目次
自販機ビジネスとは?稼ぎ方は?
自動販売機を設置し、そこからの販売分が利益になるビジネスモデルのこと
本章では、自販機ビジネスの種類と実際の稼ぎ方について解説していきます。
自販機ビジネスの種類
自販機ビジネスには、大きく分けて以下の2種類の経営方式があります。
- 自販機を設置できる土地を提供し、自販機の運営を外部に委託
- 自販機を自ら購入し、オーナーになる
1つ目のビジネスモデルを「フルオペレーション」、2つ目を「セミオペレーション」と呼びます。
フルオペレーション…
運営会社の売上のうちの20〜30%を収益として得ることができるのが特徴
全体の売上がそのまま利益になることはありませんが、自販機設置、不具合対応、商品補充、ゴミ回収などの作業は、委託先の会社にすべて任せることができます。
運営の手間をかけることなく、コストを抑えた状態で始められるのがフルオペレーションの魅力といえますが、自身の土地を所有していることが前提であることに注意しましょう。
セミオペレーション…
自販機を自身で購入し、設置や商品補充などの作業をすべて自分で行うことで、商品販売を行うビジネスモデル
「自販機のオーナーになる」ということでもあるため、設置作業などの手間はかかりますが、ほとんどの売上がそのまま収益に反映されるため、フルオペレーションよりも大きく稼ぐことができます。
また、自分で売れ筋の商品や価格を柔軟に設定できるのも魅力の1つです。
いずれもメリット・デメリットが存在するため、それぞれの特徴を踏まえた上で、自身の目的や働き方に合った手法を選択するようにしましょう。
どのくらい稼げる?
自販機ビジネスは、自販機の設置箇所や経営方式によって収益が大きく変わります。
また、運営でかかる電気代やリース代などのコストも考慮する必要があるため、「〇〇円以上稼げる!」という絶対的な指標は存在しません。
ですが、以下のような情報がすでに明確になっているのであれば、自分に向いている経営方式を見つけ出すことはできます。
- 土地は所有している?
- 自販機ビジネスにかけられる時間は?
- 販売に繋がりやすい設置場所は知っている?
たとえば、本業でガッツリ稼ぎたいと考えている場合、セミオペレーション方式の自販機を駅前や繁華街などの好立地に設置し、品切れなどがないかを監視する仕組みを作ることができれば、月10万円以上稼ぐことが可能です。
また、副業で小さく始めたい方であれば、フルオペレーション方式を選択することで、余計な手間をかけることなく、月数千円〜数万円程度のお小遣い稼ぎも実現できます。
販売に繋がりやすい設置場所やビジネスにかける時間などの情報を明確にし、自分に合った経営方式を適切に選択することは、収益化に繋げる上で何よりも重要であることを理解しておきましょう
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自販機ビジネスの始め方と想定されるリスク
本章では、ここまで身に付けてきた自販機ビジネスの基礎知識を踏まえて、実際の自販機ビジネスの始め方と、想定されるリスクについて解説します。
自販機ビジネスの始め方
自販機ビジネスの始め方はとてもシンプルで、以下のような手順で始めることができます。
- 設置したい自販機を探す
- 設置する場所を探す
- 設置後の運営作業(セミオペレーションの場合)
まずはじめに、設置したい自販機を探す必要があります。
伊藤園やダイドードリンコなど、自販機の設置から運営までを行っている企業が存在するため、実際の設置方法などの詳細は、公式サイトからお問い合わせてみてください。
このとき、実際に設置したい場所が明確であれば、合わせて確認してみるのも良いかもしれません。
また、自分で自販機を用意してビジネスを始めていきたい方は、自販機のリース、レンタルサービスを別で調べてみることも忘れないようにしましょう。
注意点・リスク
自販機ビジネスは、働き方や目的に合った経営方式を選ぶことで、収益を生み出せるメリットがありますが、以下のようなリスクが潜在していることも事実です。
- 自販機の費用(リース、レンタル代)や電気代などの初期費用がかかる
- 初心者であるか否かにかかわらず、設置箇所や働き方の軸が明確でなければ、稼げない可能性が高い
前章では、設置箇所やビジネスに注力できる時間などの情報を事前に把握していれば、目的に合った経営手法も選択でき、結果的に収益に繋げやすいという点についてお話しました。
しかし逆に捉えれば、とりあえずやってみる精神で自販機ビジネスを始めることは、収益に繋がらないだけでなく、最低でも月5000円以上の電気代がかかり続ける事態にもなりかねません。
不動産投資や起業などに比べれば、自販機ビジネスのリスクはそこまで高くないですが、初期費用は決して安くはありません。
自販機ビジネスは専門的な知識は不要であるケースが多いため、初心者の方でも始めやすいビジネスの1つです。
しかしその裏側には、ある程度の計画性と初期費用が必須であることも念頭に置いておきましょう。
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いかがでしたでしょうか?
自販機ビジネスは、自販機の設置ができれば収益化の準備が完了するため、初心者の方でも気軽に始めることができます。
ですが、収益化の準備がしやすいとはいえ、簡単に稼げるビジネスではないことも事実です。
まずは、今回ご紹介した自販機ビジネスのリスクや懸念点をしっかりと確認し、その上で自分の価値観にマッチしていれば、ぜひ挑戦してみましょう!